ちょっとくらいコロっとした体型のほうが、可愛いとおもうんですけどね。
しかしワンちゃんの健康のことをおもうと、そうもいっていられません。
とはいえ、食事制限してダイエットさせるのもかわいそうじゃありませんか?
ワンちゃんにとって、食事は一日のうちの重大イベント。
食べる楽しみはそのままに、体重管理する方法はないものでしょうか。
そこで、このページでは、ダイエット中のワンちゃんにおすすめしたいドッグフードを厳選しました。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
もくじ
ダイエット中のワンちゃんにピッタリなドッグフードの選び方
ダイエットをするといっても、食事を抜いて痩せさせるのって、不健康なイメージがあります。
健康的にスリムなボディを手に入れるためには、運動が一番。
ただ犬って運動では体重が落ちにくい体質をしています。
同時に食事の見直しも必要になってくるのですが……。
では、どういったドッグフードが適しているのか。
ダイエット中のワンちゃんにおすすめしたいドッグフードの選び方を3つご紹介します。
高たんぱく・低脂肪であること
まず重要なのは、高たんぱく&低脂肪の食事をとること。
基礎代謝をあげるのが目的です。
運動しながら、高たんぱく&低脂肪な食事をとることで、筋肉の増加をめざしましょう。
主原料には、低脂肪のお肉や魚を使っているフードが良いですね。
高たんぱく&低脂肪の食材
あじ、いわし、うずらの卵、たら、ほっけ、まぐろ赤身、マトン肉、モッツァレラチーズ、ヨーグルト、ラム肉、牛ヒレ肉、牛もも肉、牛肩肉、牛赤身肉、鶏ささみ肉、鶏むね肉、鮭、全卵、豆腐、豚ヒレ肉、豚もも肉、豚肩肉、豚肩ロース肉、豚赤身肉
食物繊維をたっぷりとらせて満腹感をあたえる食事方法もアリです。
ただその場合にも、きっちりたんぱく質をとらせてあげてください。
たんぱく質不足で筋肉量が落ちると、基礎代謝もおちてしまいますので。
血糖値の急上昇をおさえる食材がつかわれていること
ダイエット中のワンちゃんのフード選びには、血糖値の急上昇をおさえる食材がつかわれていることも大きなポイントです。
血糖値が急に上がると、肥満の原因になるためです。
血糖値が急にあがると、インスリンというホルモンが分泌されます。
インスリンは、血にふくまれる糖分をエネルギーに変えて消費するというはたらきがメイン。
ですが一方で、中性脂肪をつくりあげて、出来上がった脂肪を貯めこむという風にも働いてしまうのです。
では、血糖値をあげにくい食材とは。
食物繊維と低GI値食品の2つです。
食物繊維を豊富に含む食品→(玄米、豆類、サツマイモ、セロリ、アスパラ、キャベツ、白菜、かんきつ類、バナナ、キノコ類、海藻類)
低GI値食品→(玄米、黒米、赤米、ハトムギ、葉もの野菜、リンゴ、チーズなど)
ちなみに、肥満を促進する高GI値食品はこちら。
高GI値食品→血糖値の上昇スピードが早い食品(白米、トウモロコシ、ニンジン、カボチャ、ジャガイモ)
脂肪として体につきづらい油がつかわれていること
動物性の油よりも、魚の油や亜麻仁油がつかわれているものを選ぶようにしましょう。
牛や豚などの脂は、飽和脂肪酸といって、悪玉コレステロールをふやしてしまいます。
飽和脂肪酸→悪玉コレステロールや中性脂肪をふやしやすい。牛脂、豚脂、鶏脂など
不飽和脂肪酸→オメガ3・オメガ6・オメガ9脂肪酸など。オメガ3脂肪酸を摂らせるように心がけましょう。善玉コレステロールをふやして、悪玉コレステロールを減らしてくれます。亜麻仁オイル、青魚(サンマ、サバ、アジ)など
ダイエット中のワンちゃんにおすすめなドッグフード3選
さて、ダイエット中のワンちゃんにおすすめなドッグフードを3つご紹介します。
- アカナ(ライト&フィット)
- YumYumYum!(シニア&ライト チキン ドライタイプ)
- ピッコロ
この3つです。
アカナ(ライト&フィット)
ちゃんとお肉を摂って体重を落としたいワンちゃんにおすすめなのがアカナ(ライト&フィット)になります。
低GI値食品をバランスよく配合。
しっかりとした運動で筋肉をつけて、基礎代謝を高めるダイエット方法にむいているフードです。
価格 | 891円(340g) 4,050円(2kg) 12,960円(11.4kg) |
内容量 | 340g、2kg、11.4kg |
評価 | 4.5 |
次に紹介するヤムヤムヤムとはちがって、アカナ(ライト&フィット)は運動中心のダイエット方法をとられるお家におすすめしたいフードです。

YumYumYum!(シニア&ライト チキン ドライタイプ)
ヤムヤムヤムはたんぱく質が20.6%と低めの数値に設定されています。
運動量が少ない室内犬のダイエット食に選んであげたいフードです。
ヤムヤムヤムの「ヤム」とは「美味しい」という意味。
うまみ成分たっぷりなシイタケと昆布が配合されていますので、ダイエットフードとはいえ食事がたのしみになるようなフードです。
食事中心のダイエット方法を摂りたいお家におすすめですね。
価格 | 【通常】2,115円(500g)~ 【定期】2,115円(500g) |
内容量 | 500g、500g×2、2kg、2kg×2 |
評価 | 4.5 |
先ほど紹介したアカナ(ライト&フィット)とはちがって、ヤムヤムヤムは運動控えめなワンちゃんにおすすめしたいダイエットフードになります。

ピッコロ
ピッコロはシニア用に特化したフードなのですが、良質なチキンとサーモンで70%が構成された、高たんぱくフードです。
食物繊維もたっぷり。しかも低カロリー。
ダイエットフードとしての栄養バランスにバッチリ当てはまります。
グルコサミン・コンドロイチン・MSM(メチルスルフォニルメタン)といった関節サポート成分もふくまれていますので、脚やひざ関節に負担のかかりやすいメタボなワンちゃんにやさしい設計です。
価格 | 【通常】3,960円 【定期】3,564円 |
内容量 | 1.5kg |
評価 | 4.0 |
シニア用フードですが、正直なところダイエットフードとしてもおすすめです。
高たんぱく&低カロリー。食物繊維もたっぷりで、健康的にダイエットしたいワンちゃんにぜひとも選んであげたいところです。

体重管理に適したごはんの与え方
ダイエットに適した食事方法はつぎのとおり。
- 一日あたりの食事の回数を増やす
- 一日の摂取エネルギーを減らす
一日あたりの食事回数を増やす
一日に2回、食事を与えているのなら3回に。
3回与えているのなら、4回に。食事回数を増やしてあげましょう。
一日の食事を何度かに分けてあげることで、エネルギーを使う機会をおおくしようというのがこの考え方です。
一日の摂取エネルギーを減らす
たとえば一日に500kcalあたえているのなら、10kcalでもかまいません。
少しでいいので、一日に摂取する総カロリー量を減らしてあげてください。
減らすカロリーは少しで大丈夫です。
大幅に摂取カロリーを減らしてしまうのは危険です。
ダイエットさせたい気持ちばかりが先走ってしまいますよね。
しかし、ワンちゃんのダイエットは気長に構えてあげてください。
それほどむずかしく考えなくても大丈夫です。
というのも、摂取カロリーを抑えるためのダイエットフードなのですから。
各ブランドで推奨されている給餌量を意識して、与えていればOKですよ。
まとめ:回数は増やして、カロリーは減らす
まとめます。
ダイエット中の食事の考え方はとってもシンプル。
摂取するカロリーよりも、消費するカロリーのほうが多くなるようにしてあげるだけ。
食べるた分より使いましょうってことです。
- 一日の食事回数を増やします→消化でエネルギーを使わせるためです。
- 一日の摂取カロリー量を減らします→ダイエットフードの給餌量を意識しましょう。
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