ユニークな顔つきに、むっちりしたボディが愛くるしいフレンチブルドッグ。
いっしょに暮らしていると、フガフガした鼻息も愛らしく感じます。
とっても個性的なフレンチブルドッグですが、性格はどんなワンちゃんなんでしょうか。
これからフレンチブルドッグを飼おうと思っている人も、他所のフレブルがどんな性格をしているのか知りたい方もこのページを読めば、フレンチブルドッグがどんな犬なのかがわかります。
人なつっこくて寂しがり屋。
そんなフレンチブルドッグの性格をまとめました。
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もくじ
フレンチブルドッグの性格3つの特徴
フレンチブルドッグはアートな犬種だってご存知でしたか?
芸術家やミュージシャンにフレブルのファンが多いんです。
味わいのある顔と性格が創作意欲を掻き立てるのかもしれませんね。
そんなフレブルですが、こんな性格をしています。
- 陽気で遊び好き
- フレンドリーで社交的
- 愛情深い甘えん坊
陽気で遊び好き
フレンチブルドッグは遊び好き。陽気でいつも楽し気です。
小型犬と遊ぶときは注意
ブルドッグは基本的に動きが遅いです。
ゆったりゆったり動きます。
その点、フレンチブルドッグは、ブルドッグと違って動きが機敏。
しかも重量感のあるボディをしています。
小型犬と遊んでいるときには、若干、注意してあげてください。
チワワやポメラニアンだと、フレブルのパワフルボディには太刀打ちできませんので。
フレンドリーで社交的
フレブルは、フレンドリーで社交的ないいヤツです。
気象の荒い犬種だと、散歩中に緊張が走る場面がちょくちょくあります。
通りの向こうから、仲の良くないワンちゃんが現れようものなら、吠えかかったりするんです。
一昔前のヤンキー漫画な世界です。ワルなワンちゃん達です。
その点、フレンチブルドッグは我が道を行くタイプ。
フガフガ鼻息をたてながら「おい、遊ぼうぜ」「なあ、遊ぼうぜ」と寄っていきます。
ホント、マイペースです。
愛情深い甘えん坊
よくフレンチブルドッグは愛情深い性格だといわれたり、甘えん坊だといわれたりしています。
弱い者(小さいお子さんや小型犬)の面倒を見ていると愛情深いといわれますし、強い者(大人の人や大型犬)になついていると甘えん坊に見えるわけです。
まあ、フレブルからすると、誰でもいいのかもしれません。
フレブルはマイペースに懐っこい性格をしているだけなんでしょうね。
小さい子から高齢者の方まで、フレンチブルドッグは誰にでもなつきます。
お子さんのいるお家なら、良い遊び相手になってくれるでしょうし、高齢者の方へは甘え上手なところがありますので良きパートナーになってくれるはず。
フレンチブルドッグのオスとメスの性格の違い
こちらでは、フレンチブルドッグのオスとメスの性格の違いについてまとめています。
男の子のほうが子供っぽく、女の子のほうが大人びている感じです。
フレンチブルドッグのオスの性格
フレブルのオスは、甘えんぼで子供っぽいところがあります。
留守番がキライだったりと寂しがりな子も、男の子のほうが多いですね。
男の子には、なわばり意識も。
マーキングしたがりなので、散歩好きです。自分の足でどんどん歩きます。
基本的に、誰にでもフレンドリーなフレブルですが、なわばりを侵略されたと感じたら、攻撃的になる場合があります。
フレンチブルドッグのメスの性格
フレブルのメスは、オスよりも大人びています。
女の子のほうが、やさしくて、おちついている子が多いですね。
男の子にくらべると、女の子のフレブルは散歩をそれほど楽しみにしていません。
男の子はどんどん歩きたがるのに比べると、女の子は途中で抱っこしてもらおうとしたりすることも。
フレンチブルドッグは去勢後・避妊後に性格が変わるのか
去勢や避妊によって性格が変わるということはありません。
去勢後・避妊後の性格の変化について調査したニューヨーク市立大学によると、「避妊手術・去勢手術に犬の性格を丸くする効果はない」と結論されています。
ただし、手術直後に「元気がなくなった」という子はおおいです。
これは麻酔を打たれたり、体にメスを入れられたりと、怖い思いをしたことでショックを受けている状態ではないかと思われます。
一時的なものですので、日が経てば元気になります。
ワンちゃんの元気がないと、飼い主さんとしても心配ですよね。
そこでワンちゃんへの接し方の提案ですが、ムリに元気を出させようとしたりせず、やさしく見守ってあげましょう。
元気が出るまで、できるだけワンちゃんの意思を尊重する、したいようにさせてあげるのがベストです。
飼う前に知っておきたいフレンチブルドッグの体の特徴
もしもフレンチブルドッグを飼うのなら知っておきたい3つ体の特徴についてふれておきます。
- シワのお手入れ
- 暑さ寒さに弱い
- 太りやすい
シワのお手入れ
→柔らかい布や、綿棒を使って、週に一度シワの間をふく
フレンチブルドッグといえば、特徴的な顔のシワですよね。
このシワなんですが、ほっておくとヨゴレがたまってしまいます。
柔らかい布や、綿棒を使って、週に一度くらい掃除をしてあげましょう。
①柔らかい布、もしくはコットンを2組、用意します。
➁一方に水を含ませます(しぼらなくても大丈夫です)
もう一方は乾いたままで。
③濡れたコットンでシワを掃除します。ゴシゴシ拭く感じではなく、コットンに含んだ水分で洗い流すようなイメージです。
④乾いたコットンで、濡れたシワの水分を拭き取ります。こちらもゴシゴシと拭き取るのではなくて、水分をコットンに吸収させるイメージです。
シワのあいだに水分が残ってしまうと、かえって雑菌が増えてしまいます。
しっかりと水分をとってあげましょう。
暑さ寒さに弱い
フレブルは短鼻種といって、ぺちゃ鼻な顔をしていますよね。
パグやブルドッグなどもペチャっとした顔をしています。
この顔をしているワンちゃんは、体温調節がすごくニガテなんです。
寒さにも弱いですが、特に暑さには気をつけてあげましょう。
夏場のドライブなどは特に注意が必要です。
ほんの5分ほど、車内に残していただけで熱中症のおそれがあります。
フレブルは、本当に暑さに弱い犬種です。
フレブルと暮らすなら、エアコンはつけっぱなしにしているのが当たり前(ちなみに、エアコンはつけっぱなしにしていてもそれほど電気代が高くなったりしません)
フレンチブルドッグと夏の散歩
このところの日本の夏の暑さはちょっと普通じゃありませんよね。
アスファルトは太陽の熱をため込んでいます。
人間よりも地面に近いところにいるワンちゃん達にとって、お日様の高い昼間の散歩は大変です。
特に、暑さに弱いフレンチブルドッグ。夏場の散歩は、早朝や日の沈んだ時間帯にしてあげましょう。
太りやすい
フレンチブルドッグは太りやすい体質をしています。
ちょっとくらい丸っこい体をしているほうが可愛らしいものですが、肥満は健康の大敵です。
大きな体を動かすために心肺への負担が大きくなったり、重い体重を支えるために脚に負担がかかったり。
糖尿病のリスクも高まってしまいます。
ワンちゃんのダイエットは大変です。
オヤツなどをねだられることもあるかと思いますが、普段からの体重管理には十分に気をつけてあげたいところです。
フレンチブルドッグの飼いやすさ
ユニークな顔に、フガフガした鼻息。
ブサカワキュートなフレンチブルドッグ。
ここでは、そんなフレブルの飼いやすさと、フレブルと暮らすのに向いている人について解説します。
フレンチブルドッグの飼いやすさ
とても飼いやすい犬種です。
おだやかで人なつっこく、無駄吠えをする犬種でもありません。
いっしょに暮らしている人はよく「人間みたい」だと口を揃えます。
コミュニケーションがとりやすくて、表情も豊かなので、愛着がわきやすいのも魅力ですね。
ただし、ケガや病気が少ない犬種ではありません。
毎日のお散歩やブラッシングをとおして、ささいな変化に気づいてあげられるように気を配ってあげる必要のあるワンちゃんです。
フレンチブルドッグといっしょに暮らすのに向いている人
- 留守の少ない方
- アクティブな方
フレンチブルドッグは、素直な性格をしています。
お子さんからお年寄りまで、誰とでも仲良く暮らすことができます。
ただし、寂しがり屋な一面があります。
お留守番は得意ではありません。
そういう意味では、お家を留守にすることが多い一人暮らしの方には、おススメすることはできません。
そして、フレンチブルドッグは好奇心が旺盛なワンちゃんです。
いろんなモノを見たり、食べたりしてみたい性格。
そんなフレブルですから、普段からアクティブな生活をしている飼い主さんに選んでもらうことができたら、毎日に退屈することもないはずです。
フレンチブルドッグと暮らすのに向いている人とは、ライフスタイル的に留守が少なく、普段からアクティブに行動している方です。