低品質なフードを食べさせるのって怖いですよね。
ワンちゃんの体にダメージが残ってしまうんじゃないかと不安になります。
最近は、プレミアムドッグフードのなかでもグレインフリーなものの人気が高まっています。
グレインフリードッグフードは、食への意識が高い傾向にあるのでしょうか、どのフードを選んでも高品質な出来をしています。
この記事では、売れ筋のグレインフリードッグフード15種類を比較して、その中からさらに5つのブランドを厳選しています。
フード選びに、ぜひ参考にしてみてくださいね。
もくじ
安全なグレインフリードッグフードの選び方
グレインフリードッグフードを選ぶときのポイントは4つ。
- 主原料に良質なたんぱく質がつかわれていること
- ヒューマングレードの原料がつかわれていること
- 原材料や製造工場の情報が明らかにされていること
- 注意すべき添加物が使われていないこと
それでは、順番にみていきましょう。
主原料に良質な動物性たんぱく質がつかわれていること
グレインフリードッグフードは、穀物を使っていない分、お肉や魚などの動物性たんぱく源の比重が大きくなっています。
ただし、割合がおおくなっているからこそ、低品質なお肉(4Dミートや肉副産物)がつかわれていないかどうかが、注意のしどころ。
4Dミートとは、死んでいるか(Dead)、死にかけているか(Dying)、何らかの障害を持っているか(Disabled)、病気である(Diseased)家畜のお肉のこと。
肉副産物とは、もも肉や胸肉といった通常の食用に使われない部分(羽、脚、内臓など)のこと。
原材料の何%使われているのか、産地はどこなのかといった、お肉に関する情報がくわしく記載されているブランドのほうが望ましいですね。
ヒューマングレードの原料がつかわれていること
ワンちゃんは大切な家族。
そうですよね?
ならばヒューマングレードの素材でつくられたフードを選ぶべきです。
ヒューマングレードとは、人間の食用に耐える品質のこと。
カンタンにいえば、人間が食べても問題のない食材です。
ヒューマングレードなら絶対に安全だと言い切れるわけではありません。
しかし、少なくともヒューマングレードと宣伝しているなら、肉副産物や4Dミートは使われていません。
可愛いわが子に、怪しいお肉を食べさせるなんてイヤじゃありませんか?
原材料や製造工場の情報が明らかにされていること
せっかくグレインフリーなドッグフードにこだわっているんですから、どのくらい信頼できるブランドなのかもチェックしましょう。
- 原材料の仕入れ先
- 製造工場
- 製造過程
- 販売会社
こういった情報が、きっちり開示されているブランドのほうが信頼ができます。
これらの情報は、開示することを義務付けられているわけではありません。
義務でもないのに、自分たちから情報を明かしているという姿勢を評価するのです。
注意すべき添加物が使われていないこと
グレインフリードッグフードに限ったことではありませんが、安全性に不安がある添加物をつかっていないかどうかは大事なポイントです。
グレインフリードッグフードのおすすめ5選
一つ上の見出しで比較した売れ筋ドッグフードから、おすすめのブランドを5つ厳選しました。
原材料の内容・品質、安全性・無添加にポイントをおいて評価しています。
モグワン
モグワンは素材の半分にチキンとサーモンがつかわれているグレインフリードッグフードになります。
人間が食べられるレベルの食材がつかわれていて、手作りごはんのレシピからうまれたやさしいフードです。
価格 | 【通常】3,960円 【定期】3,564円 |
内容量 | 1.8kg |
評価 | 5.0 |
栄養満点なのは最低条件。
食事がたのしみになるくらいワンちゃんにとって美味しく感じられるフードをあたえたいですよね。
パクパクぱくーっと、ごはんをほおばる姿って可愛いですからね。

ナチュロル
ナチュロルは、牛、鶏、馬、魚の生肉を使用して作られた国産のグレインフリードッグフードです。
タピオカの入っているめずらしいフード。穀物代わりに使用されています。
価格 | 【初回お試し】100円(30g) 【通常】3,000円(850g) 【定期】4,980円(850g×2)~ |
内容量 | 850g |
評価 | 4.5 |
国産にこだわりたい飼い主さんにおすすめなのがナチュロル。
牛、鶏、馬、魚とたくさんのタンパク源がつかわれていますので、アレルギー持ちの子にはあわせづらいのが欠点です。
アカナ
アカナはカナダ産のグレインフリードッグフード。
ワイルドなイメージのブランドですが、ワンちゃんの体にあわせたフードを選べるやさしい面もあるんです。
高GI炭水化物、植物性たんぱく質、合成添加物といった、望ましくない食材は一切使用されていません。
価格 | 1,296円(340g) 6,264円(2kg) 15,120円(6kg) 21,600円(11.4kg) |
内容量 | 340g、2kg、6kg、11.4kg |
評価 | 4.5 |
グレインフリーでありながら、目的別(子犬用からシニア犬といったライフステージ別、アレルギー持ちの子のための特別食など)にフードを選べるのが、アカナの良いところ。
細やかな気配りって大切ですよね。

カナガン
カナガンは、平飼いチキンといって、ストレスフリーに育てられた鶏のお肉がつかわれているグレインフリードッグフード。
送料の60%がたんぱく源で構成されていますので、どちらかというと活動量のおおいヤンチャなワンちゃんや、高い栄養価が必要なワンちゃんにおすすめのフードです。
価格 | 【通常】3,960円 【定期】3,564円 |
内容量 | 2kg |
評価 | 4.0 |
ネットで評判の高いカナガンですが、どのワンちゃんにも向いているとは言いづらいです。
運動量が豊富だったり、効率的に筋肉をつける必要があったりと、体育会系なワンちゃんにおすすめしたいフードになります。

POCHIザ・ドッグフード
POCHIザ・ドッグフードは、トッピングをしてもちょうどいい栄養バランスになるように、三大栄養素(たんぱく質・脂質・カロリー)の配分を調整したドッグフードです。
グレインフリーなだけではなく、ポテトや遺伝子組み換え食品、中国産原料も不使用です。
価格 | 1,598円(1kg) 4,555円(1kg×3袋) 4,309円(3kg) 7,592円(3kg×2袋) 14,774円(3kg×4袋) |
内容量 | 1kg、3kg |
評価 | 4.0 |
トッピングのことを考えて、栄養バランスが調整されています。
ひと手間くわえることで、オリジナリティが格段にひろがりますので、ワンちゃんも毎日の食事に飽きませんね。

グレインフリーでないドッグフードは有害なのか
グレインフリー以外のフードをあたえるなんて考えられないという論調のサイトも多いですが、本当のところどうなんでしょう。穀物を使ったドッグフードは体に良くないのでしょうか?
穀物はワンちゃんにとって有害な食材というわけではありません。
ただ、消化するのが苦手なだけなのです。
ワンちゃんの場合、ヨダレにアミラーゼという酵素が含まれていません。
アミラーゼは、穀物にふくまれるデンプンを分解してくれる消化酵素です。
人間の場合は、だ液中にアミラーゼをもっていますので、穀物の消化に困りません。
しかし、ヨダレの中にアミラーゼを持たない犬の場合は、穀物を消化するのが苦手なのです。
消化するのが苦手といっても、穀物を食べると具体的にはどうなのでしょうか。
答えは、消化不良であったり、食物アレルギーの原因になりえます。
ただしそれは加熱されていない生の穀物を食べた場合のこと。
注意すべきなのは、生の穀物なのです。
加熱調理されているフードであれば、それほど気にしなくても大丈夫です。
国産のグレインフリードッグフード
国産のグレインフリードッグフードは数が少ないです。
- ZEN
- ナチュロル
この2つくらいでしょうか。
国産のプレミアムドッグフード自体は増えてきているのですが、玄米、大麦、ハトムギなど、何らかの穀物を使用しているものが大多数。
穀物アレルギーもちの子にとっては、国産のドッグフードの選択肢は少ないですね。
グレインフリーでブリーダーパック(業務用・大容量)サイズのもの
ブランドによっては、「ブリーダーパック」といって大容量サイズの商品を展開しているところもあります。まとめ買いなので安くつきます。
大型犬を飼っていたり、多頭飼いをしているお家にはもってこいな商品ですよね。
Amazonや楽天で購入することができます。
- アーテミス「オソピュア」(9.9kg)
- アカナ(11.4kg)
- アディクション(15kg)
- オリジン(11.3kg)
- キアオラ(9.5kg)
- go!(11.34kg)
- ソリッドゴールド(10.8kg、12.9kg)
- ナウフレッシュ(11.34kg)
- フィッシュ4ドッグ「ファイネスト」(12kg)
- ヤラー(10kg)
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