へちゃむくれな顔がとってもキュートなパグ。
いつまでも元気で、わちゃわちゃと楽しく暮らしていてもらいたいですよね。
パグはコロッとしたボディをしていますが、そんな彼らの体質に合ったフードをどうやって選べばよいのか気になりませんか?
このページでは、パグにおすすめのドッグフードを選ぶために、彼らの体質から考えます。
そのうえで、おススメできるブランドを3つご紹介。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
もくじ
パグの健康を守るドッグフードの選び方
パグにぴったりなドッグフードを選ぶために、特徴に注目してみましょう。
- 太りやすい
- お肌のトラブルがおおい
- 胃腸のメンテナンスを忘れずに
パグはお茶目で人なつっこく、ぶちゃいくなお顔をしていますが、実は高貴な身の上のわんこなのです。
イギリス貴族や、中国の皇室で暮らしていた記録が残っています。
気立てがよいので、上流階級の人々にも愛されていたんでしょうね。
そんな彼らの健康を保つために、ドッグフードの選び方を3つのポイントから見ていきます。
1.太りやすい
ムチっ!としていますよね。
パグ、実は全犬種でトップクラスに太りやすい体質をしているんです。
筋肉質な彼らですが、ちょっとでも運動しない日が続くと、早々と筋肉が脂肪に化けてしまいます。
「高たんぱく・低脂肪・低カロリー」を心がけましょう。
肥満対策の栄養バランスです。
ドッグショーでのパグは、プヨッと太った体型が理想的な体型だとされています。
そのせいか「パグとは丸っこい犬」というイメージがつきがちです。
しかし、肥満は万病のもと。
しっかり体重管理して、本来のムチっ!としたボディをキープしてあげましょう。
2.お肌のトラブルが多い
パグにはお肌のトラブルが絶えません。
パグはアレルギー性皮膚炎や脂漏性皮膚炎といったトラブルをかかえがちです。
遺伝だったり、ホコリだったり、花粉・ノミ・ダニなど、トラブルの原因はさまざま。
生活環境は、できるだけ清潔にしてあげたほうがよいですね。
体の内側からお肌をケアするには、オメガ3脂肪酸やオメガ6脂肪酸という成分が有効です。
オメガ6脂肪酸は、菜種油・大豆油・米ぬか油などの植物油に多く含まれています。
3.胃腸のメンテナンスが大切
パグは健康なワンちゃんです。
注意が必要なのは、肥満とお肌トラブルの2つくらい。
しいて言えば、胃腸の調子には気をつけてあげるくらいですね。
胃腸の調子がわるいと、便秘もしくは下痢、口臭の原因になります。
また、腸内環境の悪化は、免疫力をよわめてしまいます。
消化に良い食事を心がけてあげるのがベストです。
- 脂質の少ない肉が原料
- 余計な添加物が使われていない
- オリゴ糖や乳酸菌など腸内環境をととのえる成分が入っている
できることなら、こういった条件を満たすフードを選んであげるべきですね。
パグにおすすめな3つのドッグフード
ここからは、パグにおすすめなドッグフードを紹介します。
パグの健康を保つには次の3つのポイントをおさえるんでしたよね。
- 太りやすい→高たんぱく・低脂肪・低カロリー
- お肌トラブルが多い→オメガ3脂肪酸
- 胃腸のケアも忘れずに→余計な添加物が使われていない
これから紹介するフードは、すべてのポイントを満たしたものばかりですので、どれでも選んでも問題ナシです。
アカナ(ライト&フィット)
アカナ(ライト&フィット)は、高たんぱく・低脂肪・低カロリーな栄養バランス。
太りやすいパグにはもってこいのブランドですね。
肥満対策には血糖値の急な上昇に気をつけなければなりませんが、アカナにはそういった食材(高GI値食品といいます)がほとんど含まれていません。
食べたあとにも、満腹感がつづきやすい特徴をもっています。
価格 | 891円(340g) 4,050円(2kg) 12,960円(11.4kg) |
内容量 | 340g、2kg、11.4kg |
評価 | 4.5 |
アカナには、こちらで紹介したライト&フィット以外にも種類があります。
ワンちゃんの状態に合わせていろんな商品を選べるのも魅力ですね。

ファインペッツ
ファインペッツは、鹿肉と鶏肉を使用したドッグフードです。
どちらも高たんぱく・低脂肪な素材ですし、サーモンオイルが配合されていますので、オメガ3・6脂肪酸もバッチリとれちゃいます。
消化のしやすさを売りにしていますので、胃腸にも優しいフードです。
価格 | 単品3,932円 定期3,142円 |
内容量 | 1.5kg |
評価 | 4.5 |
ややカロリー量が高めになっています。
成長期の子や、運動量のおおいパワフルな性格の子には、もってこいのフードです。

モグワン
モグワンは、チキンとサーモンを使ったドッグフード。
サーモン入りなのでお肌トラブルに効果的なオメガ3脂肪酸もとれますし、胃腸の調子を整える乳酸菌も配合されています。
高たんぱく・低脂質・低カロリーですので、太りやすいパグの体質にもよく合います。
価格 | 【通常】3,960円 【定期】3,564円 |
内容量 | 1.8kg |
評価 | 5.0 |
栄養バランス的におすすめなのはもちろんですが、食事はワンちゃんにとって一大事ですよね。
やっぱり美味しいものを食べさせてあげたいものです。
モグワンは、ワンちゃんの食いつきを売りにしているフード。
栄養バランスはもちろん、ワンちゃんによろこんでもらいたいならモグワンがおすすめです。

比較した商品について
このページのために調査したドッグフードは全部で15品。
パグに売れ筋のドッグフードを、人気順にリサーチしました。
商品名 | 主原料 | オメガ3脂肪酸源 | 消化性 |
---|---|---|---|
アイムス(成犬用 体重管理用 チキン) | とうもろこし・小麦・肉類(チキンミール・家禽ミール) | フィッシュオイル | × |
アカナ(ライト&フィット) | 鶏肉・鶏肉ミール・七面鳥肉ミール | ニシンミール・ニシン油 | ○ |
アランズナチュラルドッグフード・ラム | ラム肉 | ラム肉・亜麻仁油 | ○ |
ウェルケア(パグ専用) | 肉類(鶏肉・チキンミール)・米糠・小麦粉 | 精製魚油 | × |
サイエンスダイエット(減量サポート 小粒) | 小麦・コーングルテン・トウモロコシ | 亜麻仁 | × |
シュプレモ(小型犬用 成犬用) | チキン(肉)・チキンミール・玄米 | サーモンミール・亜麻仁 | △ |
ソルビダ(室内飼育成犬用) | オーガニックチキン生肉・乾燥チキン・オーガニック挽き割りオーツ | サーモンオイル | △ |
ナチュラルチョイス(フィッシュ&ポテト) | フィッシュ(すり身)・フィッシュミール・乾燥ポテト | フィッシュ(すり身)・フィッシュミール | △ |
ネルソンズ | 乾燥チキン・チキン生肉・サツマイモ | サーモンオイル | ○ |
ピッコロ | 骨抜きチキン生肉・骨抜き生サーモン・乾燥チキン | 骨抜き生サーモン・乾燥サーモン | ○ |
ハロー(アダルト ヘルシーラム) | ラム正肉・エンドウ豆粉・エン麦 | ラム正肉・亜麻仁 | ○ |
ブッチ(ホワイト・レーベル) | チキン | 魚油 | ○ |
ブルー(体重管理用) | 骨抜き鶏肉・玄米・大麦 | 亜麻仁 | ○ |
モグワン | チキン&サーモン | 生サーモン・乾燥サーモン・サーモンオイル | ○ |
ロイヤルカナン(パグ) | 米・肉類(鶏・七面鳥)・とうもろこし粉 | 魚油 | △ |
よく売れているからと言って、良いフードというわけではないようです。
ホームセンターやペットショップなど、気軽に立ち寄れる場所にならんでいるほうが売れやすいですからね。
かといって、ネット通販で販売しているものが良いものだとも言えません。
大切なのは中身を見ること。
パグの体質にあう栄養バランス・成分を持っているかどうかです。
- アカナ
- ファインペッツ
- モグワン
今回紹介したフードは、自信を持ってパグにおすすめできるフードです。
良いものに出会うためには、「えいや!」と試してみるのが大切。
お宅のワンちゃんに、一度食べさせてあげてみませんか?
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