ペットシッターに聞いた!犬の留守番で気を付けたいこと完全ガイド

「仕事でどうしても家を空けなきゃいけないけれど、お留守番中うちの子は寂しくないかな?」 「イタズラしてケガをしたり、体調を崩したりしないか心配で、出かけていても気が気じゃない…」

愛犬をおうちに置いて出かけるとき、そんな不安で胸がいっぱいになる飼い主さまはとても多いです。

特に初めてわんちゃんを迎えた方や、久しぶりに長時間の留守番をさせる時は、室温、お水、ごはん、トイレ…どこまで準備しておけば安心なのか迷ってしまいますよね。

そこで今回は、日頃からたくさんのわんちゃんのお世話をしている現役のペットシッターさんに、犬のお留守番で本当に気を付けたいポイントを取材しました!

プロだからこそ知っている「留守番中に起こりやすい予期せぬトラブル」や「出かける前にやっておくべき事故防止策」をわかりやすくお届けします。

愛犬が安全&快適にお留守番でき、飼い主さまも安心して外出できるように、一緒にポイントをチェックしていきましょう!


Contents
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  1. プロが教える!犬のお留守番で気を付けたい5つの基本ポイント
    1. ① お出かけ前に愛犬の体調をチェックしよう
      1. 食欲や元気がいつも通りか確認する
      2. 排泄(トイレ)の状態を確認する
      3. 子犬・シニア犬は特に慎重に
  2. 命を守る!「お水」と「室温」の管理は最優先
    1. お水は「こぼすこと」を前提に複数用意する
    2. 夏場:室内での熱中症を予防する
    3. 冬場:寒さ&底冷え対策を怠らない
  3. お留守番中の事故を防ぐ!危険物の片付けルール
    1. 電気コードはしっかりカバー・隠す
    2. テーブルの上・手の届く場所に食べ物を放置しない
    3. 口に入るサイズの小物を片付ける
    4. ゴミ箱は「フタ付き」か「届かない場所」へ
  4. 留守番時間は「愛犬の限界」に合わせる
    1. いきなり長時間の留守番をさせない
    2. 「お留守番が苦手な子(分離不安)」のサインを見逃さない
    3. 長時間になる場合はサポートを頼る
  5. ペットシッターが現場で特に気をつけているプロのコツ
    1. 「いつもと違う」小さなサインを見逃さない
    2. 「自分だけの安心できる隠れ家」を作っておく
    3. お留守番の直前に「適度な運動」をさせる
  6. 帰宅したらまず愛犬の全身と部屋をチェック!
    1. ① 全身の元気・ケガの有無を確認する
    2. ② お水が残っているか確認する
    3. ③ トイレ・部屋の状態を確認する
  7. さらに詳しく知りたい方は「留守番完全ガイド」もチェック!
  8. よくある質問(FAQ)
  9. まとめ|「安全な環境づくり」で愛犬も飼い主も笑顔でお留守番!

プロが教える!犬のお留守番で気を付けたい5つの基本ポイント

犬のお留守番で本当に大切なのは、ただ「長時間ひとりにしない」ことだけではありません。

飼い主さまがいない間も、愛犬が怪我なく、ストレスを最小限に抑えて「安全な秘密基地」で過ごせる環境を整えておくことが何より重要です。

プロのペットシッターさんが口を揃えて指摘する、特に気を付けたいポイントは次の5つです。

  1. お出かけ前に愛犬の体調をしっかりチェックする
  2. 命に関わる「お水」と「室温」を徹底管理する
  3. 誤飲・ケガにつながる危険物をすべて片付ける
  4. 「うちの子の性格・年齢」に合わせた留守番時間にする
  5. 帰宅後も愛犬の様子・排泄物を必ず確認する

① お出かけ前に愛犬の体調をチェックしよう

「いつも通り元気そうだから大丈夫!」と思っていても、出かける直前に今一度愛犬の様子を観察してみてください。

ペットシッターさんも、「留守番前の小さな変化に気づくことがトラブル予防の第一歩」だと強調します。

食欲や元気がいつも通りか確認する

「今朝はご飯を少し残したな」「なんとなく動きが重いかも」「吐いたり下痢をしたりしていないか」など、いつもと違う点はありませんか?

「まぁ、いつものことかな」とそのまま長時間お留守番させてしまうと、飼い主さまの留守中に一気に体調が悪化してしまうリスクがあります。少しでも異変を感じたら、留守番をキャンセルするか、動物病院へ相談することを検討しましょう。

排泄(トイレ)の状態を確認する

出かける前にトイレを済ませておける環境作りも大切です。

特に長時間のお留守番になる場合は、シートが汚れたままにならないよう予備のトイレを用意したり、シートを多めに敷いておくなど、清潔を保てる工夫をしておきましょう。

子犬・シニア犬は特に慎重に

体温調節機能が未発達なパピー(子犬)や、体力・持病に不安があるシニア(老犬)は、成犬と同じ感覚でお留守番させるのは危険です。

「この年齢だから◯時間大丈夫」と一概に決めつけず、愛犬の体力や持病、日頃のペースに合わせて無理のないお留守番計画を立ててあげましょう。


命を守る!「お水」と「室温」の管理は最優先

飼い主さまが直接様子を見られないお留守番中だからこそ、命に直結する「お水」と「室温」の管理は絶対に妥協できません。

お水は「こぼすこと」を前提に複数用意する

「給水ボトルにお水を入れてあるから安心」と思って出かけても、留守番中にわんちゃんが暴れてボトルを倒したり、ノズルが詰まってお水が出なくなってしまうハプニングはよくあります。

お水が飲めないと脱水症状を起こしてしまうため、「給水ボウルを2か所に設置する」「ボトル型と置き型を併用する」など、万が一こぼしても大丈夫なように準備しておくと安心です。

夏場:室内での熱中症を予防する

「締め切った部屋でお留守番させていたら、帰宅時に熱中症になっていた…」というのは、夏場に最も多い悲しい事故です。

「少しのお買い物だから」「曇っているから」と油断せず、エアコンをつけて過ごしやすい室温(24〜26℃前後、湿度50%前後)をキープしましょう。西日が差し込む部屋はカーテンを閉めておくのもポイントです。

冬場:寒さ&底冷え対策を怠らない

冬場は室温の低下や、床からの底冷えに注意が必要です。

暖房を適切に活用するのはもちろん、電気を使わずに温まれる「保温ベッド」や「ふかふかの毛布」を用意し、愛犬が自分で暖かい場所へ移動して調整できる環境を作っておきましょう。


お留守番中の事故を防ぐ!危険物の片付けルール

ペットシッター現場で特に多いご相談が、「飼い主さまがいなくなった寂しさや退屈さから起こるイタズラ・誤飲」です。

犬は思わぬものを口にしたり、かじったりします。留守番中はすぐに救出できないため、徹底的に部屋を片付けましょう。

電気コードはしっかりカバー・隠す

留守番中の退屈しのぎに、電気コードをかじって感電してしまう危険があります。配線カバーを取り付けたり、家具の裏に隠すなどして、愛犬の歯が届かないようにしておきましょう。

テーブルの上・手の届く場所に食べ物を放置しない

「テーブルの上なら届かないだろう」と思って置いたパンやマフィンの袋を、ジャンプして引っ張り出してしまうわんちゃんはとても多いです。

チョコレートやネギ類、ブドウ、キシリトールガムなど、人間には平気でも犬にとっては命に関わる危険な食べ物がたくさんあります。食べ物は必ず扉付きの棚や冷蔵庫に仕舞いましょう。

口に入るサイズの小物を片付ける

おもちゃのちぎれたパーツ、ヘアゴム、薬、ボタン、コインなど、口に入る大きさのものはすべて片付けます。お留守番中に誤飲してしまうと、動物病院での緊急手術が必要になるケースもあります。

ゴミ箱は「フタ付き」か「届かない場所」へ

匂いにつられてゴミ箱をあさってしまうのはわんちゃんの習性です。

竹串やプラスチック片、傷んだ食べ物などを誤飲しないよう、ロックがかかるフタ付きゴミ箱に変えるか、留守番中は別の部屋へ移動させましょう。


留守番時間は「愛犬の限界」に合わせる

「うちの子は何時間まで留守番できるんだろう?」と気になりますよね。ですが、「犬は何時間までOK」という一律の答えはありません。

愛犬の年齢、性格、健康状態に合わせて調整してあげることが大切です。

いきなり長時間の留守番をさせない

これまで片時も離れたことがない子を、いきなり丸一日お留守番させるのは大きなトラウマになります。

まずは「15分の外出(ゴミ出しや近所のコンビニ)」から始め、「30分」「1時間」と少しずつ「飼い主さんは必ず帰ってくる」という成功体験を積ませて慣らしていきましょう。

「お留守番が苦手な子(分離不安)」のサインを見逃さない

飼い主さまと離れることに強い不安を感じる子は、お留守番中に以下のような行動を起こすことがあります。

  • ずっと激しく吠え続ける・遠吠えする
  • 玄関やドアをボロボロになるまでかじる・引っかく
  • 粗相をあちこちにしてしまう
  • 自分の足を舐め壊してしまう

これらは単なる「わがまま」や「イタズラ」ではなく、強いストレスを感じているSOSのサインです。無理に放置せず、ドッグトレーナーや獣医師などの専門家に相談しましょう。

長時間になる場合はサポートを頼る

仕事やどうしても外せない用事で長時間(8〜10時間以上)家を空ける場合は、ひとりで耐えさせるのではなく、

  • 家族や知人に途中で様子を見に来てもらう
  • ペットシッターを利用して、途中でお散歩やごはんをお願いする
  • ペットホテルやペットサークル(一時預かり)を活用する

など、愛犬の負担を減らす選択肢も考えてあげてくださいね。


ペットシッターが現場で特に気をつけているプロのコツ

ここで、日々たくさんのお留守番犬を見守っている現役ペットシッターさんの「プロの裏技」をご紹介します!

「いつもと違う」小さなサインを見逃さない

犬は体調が悪くても、ギリギリまで我慢して平気なフリをすることがあります。

  • 「ご飯を食べるスピードが少し遅い」
  • 「いつもならおもちゃを持ってくるのに、ベッドから出てこない」
  • 「お水を飲む回数がやたらと多い」

こうした「普段とのちょっとした違い」を見逃さないことが、大きな病気やトラブルを防ぐ鍵になります。

「自分だけの安心できる隠れ家」を作っておく

お留守番中、広いリビングにぽつんと一匹でいるよりも、薄暗くて狭いクレートやドーム型ベッドなど「ここに入っていれば安全!」と思える居場所がある方が、犬は安心して眠ることができます。

普段からお気に入りの匂いがついたベッドやブランケットを用意してあげましょう。

お留守番の直前に「適度な運動」をさせる

出かける直前に、お散歩や室内での引っぱりっこ遊びなどで適度に体を動かしておくと、程よく疲れて飼い主さまがいなくなった後ぐっすり眠りやすくなります。

ただし、夏場の暑い時間帯に無理な運動をさせるのはNG。季節や体調に合わせて優しく体を動かしてあげましょう。


帰宅したらまず愛犬の全身と部屋をチェック!

大好きな飼い主さまが帰ってきたら、愛犬は大喜びで出迎えてくれますよね!最高に愛おしい瞬間ですが、嬉しさの裏で体調を崩していないか、まずは落ち着いて確認してあげましょう。

① 全身の元気・ケガの有無を確認する

「シッポを振っているけれど、足を引きずっていないか?」「呼吸が荒すぎないか?」「疲れすぎてぐったりしていないか?」など、体全身を優しく触りながらチェックします。

② お水が残っているか確認する

給水ボウルのお水が空になっていないか、給水器が詰まっていないか確認します。喉がカラカラになっているようなら、落ち着かせてから新鮮なお水を与えましょう。

③ トイレ・部屋の状態を確認する

排泄物の色や形、回数(下痢をしていないか)を確認します。また、部屋の中に噛みちぎったゴミや破片が落ちていないか、誤飲の形跡がないかもぐるりと見渡しましょう。


さらに詳しく知りたい方は「留守番完全ガイド」もチェック!

愛犬のお留守番について、「具体的な部屋作りのレイアウト」や「カメラを使った見守り方」などさらに深く知りたい方は、当サイトの関連記事もぜひ参考にしてくださいね。

👉 犬の留守番完全ガイドを見る


よくある質問(FAQ)

Q
犬は何時間くらい留守番できますか?
A

犬によって異なります。年齢、健康状態、性格、普段の生活環境などを考慮し、いきなり長時間の留守番をさせないことが大切です。

Q
留守番中はエアコンをつけた方がいいですか?
A

夏や冬など室温が大きく変化する時期は、愛犬が過ごしやすい温度を維持できるよう、エアコンなどを適切に利用しましょう。

Q
留守番中に水はどれくらい用意すればいいですか?
A

いつでも水を飲めるように十分な量を用意しましょう。こぼす可能性も考え、複数の水飲みを用意する方法もあります。

Q
留守番が苦手な犬はどうすればいいですか?
A

短時間から少しずつひとりの時間に慣らす方法があります。強い不安や問題行動が見られる場合は、獣医師やドッグトレーナーなどに相談しましょう。

Q
長時間の留守番が必要な場合はどうすればいいですか?
A

家族や知人に様子を見てもらうほか、ペットシッターなどのサービスを利用する方法もあります。愛犬の性格や環境に合った方法を選びましょう。


まとめ|「安全な環境づくり」で愛犬も飼い主も笑顔でお留守番!

犬のお留守番は、ただ時間を耐えさせるものではなく、「飼い主さまがいなくても、安心してリラックスして過ごせる環境を作ってあげること」が何より大切です。

【お留守番で大切な6つの約束】

  1. お出かけ前の元気・食欲・排泄チェック
  2. お水の複数設置&エアコンによる適切な室温管理
  3. 誤飲やイタズラにつながる危険物の徹底除去
  4. 愛犬の性格や年齢に合わせた無理のない時間設定
  5. 事前に適度な運動をさせて、安心できる寝床を用意する
  6. 帰宅後も愛犬の体調やお部屋の状態をしっかり確認する

言葉で不安を伝えられない愛犬だからこそ、私たちがしっかり準備をして守ってあげたいですね。

愛犬の性格やライフスタイルに合わせて少しずつ慣らし、お互いにストレスのない快適なお留守番習慣を作っていきましょう!

※この記事は、現役ペットシッターへの取材・アドバイスをもとに、愛犬の安全を最優先に考えて執筆しています。

この記事を書いた人
ヒゲオヤジ